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「独立行政法人 鉄道建設・運輸施設整備支援機構(以下、鉄道・運輸機構)」様および「北海道旅客鉄道株式会社(以下、JR 北海道)」様よりご招待をいただき、2016 年1 月29 日”北海道新幹線試乗会”の臨時列車に、当社の関係者数名が試乗する機会を得ました。
新函館北斗駅~新木古内駅間、片道13 分ほどの往復試乗ではありましたが、在来特急で38 分、普通で76 分、車で約1 時間必要となる現状からは、新幹線の実力をまざまざと感じさせられたひと時でした。
残雪の中、滑るようなその乗り心地は、開業後には是非多くのお客様に体験していただきたいと思います。
当社(グループ会社(北日本電気コンサルタント(株))含む)と北海道新幹線との関わりは、2008 年にJR 北海道様より受注いたしました共用部分(中小国~木古内間)の電車線更新から始まり、変電所設備、電力設備、信号設備、通信設備の各種更新設計を多数ご発注いただきました。更に、2011 年からは北斗電気建設所における施工監理業務にも参画中で、現在も3 月26 日開業に向け最後の追い込みに入っています。
また、鉄道・運輸機構様よりも2010 年以降に新函館変電所外8 箇所変電設備設計、電車線設備設計、配電線設備設計、木古内駅・新函館駅間信号設備設計、通信設備設計などの新設設計や誘導予測計算および財産整理など、詳細設計から財産整理台帳作成まで鉄道に関係する部署全てに多数のご発注をいただきました。
このような北海道新幹線プロジェクトに対し、多くの当社社員がそれぞれの立場で直接間接に関わることができ、更に開業目前を迎えた試乗会にその代表として参加することができましたことは、関係者の一員としてこの上ない喜びです。
今後、関係する皆様のご努力で3 月26 日の開業を無事に迎えられることを祈念しております。
新函館北斗駅に入るJR 北海道のH5 系