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2016年5月13日 信号・通信技術本部 小倉執行役員信号部長による技術講演会を開催しました。
▮ 講演会の目的
海外都市鉄道の列車制御システムとして最近主流となりつつあるCBTC(IEEE1474.1)をベースとして実施した地下鉄の基本設計並びに詳細設計(契約図書作成)の技術的研鑽のため。
▮ 実施業務
地下鉄(駅、車両基地、指令所)第1期の設計では、輸送上の要求である最少運転時隔2分、自動運転(ワンマン)、縮退時逆線運転等の要求を満たし、CBTC規格に準拠した設備にすることとしました。CBTCの特徴は、軌道回路に依らない列車位置検知、地上、車上間の無線による連続双方向データ通信、地上と車上の処理装置による重要機能の処理等が実施できることです。基本設計では、設計仕様を作成し、詳細設計ではこの具体的内容を特記仕様書にまとめました。
講演する信号・通信技術本部 小倉執行役員信号部長
信号部参加者と活発な意見交換を実施