NEWS
NEWS
2023年8月10日、沖縄都市モノレール(愛称 ゆいレール)の開業20周年と3両編成の車両の運行開始を記念した式典が行われ、当社固山社長が出席いたしました。当社の交通技術部がゆいレールの開業前の計画段階から現在に至るまで、電気関係設備の設計や施工監理業務等に携わっています。
式典は那覇空港の首里城復興応援広場で行われ、渡慶次道俊沖縄モノレール社長や菅義偉前首相、玉城デニー知事など約200人が出席しました。式典の主催者あいさつでは、「2003年の開業以来、脱線事故や人身事故などの運転事故は一度もなく、安全運行を積み重ねてきた。利用客もコロナ禍による落ち込みはあったが、順調に増加しており、輸送力増強による混雑緩和のため、3両編成化を随時、進めていく」と述べられました。続いて、岡田内閣特命担当大臣らからの祝辞の後、テープカット、くす玉開被が行われました。
式典終了後、那覇空港駅まで移動し、3両編成車両の試乗会が行われました。3両編成化にあたり、新たに「中間車」が誕生しますが、運転席が無い分、客室が広くなり、観光客向けにキャリーバック置場が設けられています。当面は3両編成と2両編成が混在するため、ホームドアや発車標に両数表示がされていますが、しばらく慣れるまでは戸惑いそうです。
試乗列車はそのまま、臨時の営業列車となり、途中駅からは多くのお客さんが乗車してきました。また当日は子供無料デーとのこともあり、小学生の利用も目立ちました。すっかり沖縄の公共交通機関として定着したゆいレール、これからますます地域の、また観光客の足として利用されることでしょう。
式典会場(那覇空港首里城復興応援広場)
経塚駅に入線する3両編成