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試乗会

北陸新幹線(金沢~敦賀間)開業試乗会に参加

2024.02.27

2024年2月1日に行われた、北陸新幹線延伸区間(金沢~敦賀)の試乗会に当社固山社長が参加しました。
北陸新幹線の金沢~敦賀は延長約125km、石川県と福井県の2県をまたぎ、全7駅(金沢・小松・加賀温泉・芦原温泉・福井・越前たけふ・敦賀)が設置されました。
当社は設計、施工監理、台帳整備等、関連する多くの業務に携わりました。

試乗区間は金沢~敦賀の往復で、11時41分に金沢より敦賀に向けて発車し、最初の「小松駅」を通過。列車には、JR西日本の副社長も同乗されており、肉声放送の後、各車両を廻ってご挨拶されていました。
続く「加賀温泉駅」も通過し、福井県に入って最初の「芦原温泉駅」に停車。ここから「越前たけふ駅」付近までが、当社の施工監理の担当範囲でした。発車後、福井平野を進み、
全国初の「道路と新幹線の一体橋」を進み九頭竜川を渡ると「福井駅」に停車。この駅は営業後も全列車停車のため新幹線では最小の島式ホーム1本の1面2線となっています。在来線とえちぜん鉄道に挟まれた空間をコンパクトに利用しています。
次の「越前たけふ駅」は今回の新規開業区間で唯一の在来線と接続しない、新幹線単独駅ですが、通過線があるため構内は福井駅よりも広々としています。
延長約20kmの新北陸トンネルを通過し、終点「敦賀駅」に到着。所要時間は58分でした。現在、この区間は在来線特急で80分位ですが、開業後は最速列車で41分と約半分に短縮されます。ただし大阪・名古屋方面とも、敦賀での乗り換えが必要で10分位プラスとなります。
在来線の敦賀駅の南側に、12階建てビル位の高さの巨大な新駅が完成していました。在来線特急への乗換改札には自動改札機が19通路並んでいます。その先に在来線の特急専用ホームを新設し、乗換の移動距離を短くしていますが、それでも10分以上かかりそうです。
金沢へ戻る列車は、速度を上げての走行だったため56分で到着しました。

1月1日に発生した能登半島地震の影響が心配されましたが、新規開業区間含めて北陸新幹線には大きな被害が無く、3月16日の開業に向け、着々と準備が進んでいました。

受付から金沢駅ホームへ移動

敦賀駅新幹線ホーム。帰りの試乗列車

試乗会記念ボード